
古くなったカセットボンベを使うとガスが漏れたり、引火したりするおそれがあるとして、国民生活センターは使用する前に製造日を確認するなど注意を呼びかけています。
国民生活センターによりますと、全国の消費生活センターなどに寄せられた、カセットボンベについての相談は、平成26年度以降で283件あり、このうち2割余りがガス漏れに関する相談でした。
中には、コンロに取り付けて火をつけると、突然、炎が上がって顔をやけどしたケースもあったということです。
国民生活センターが、家庭で長期間保管されていたカセットボンベを調べたところ、内部にあるゴムのパッキンが劣化し、コンロに取り付けようとすると本来はガスが出ないはずの隙間からガスが漏れるボンベが見つかったということです。
こうしたボンベを使うとコンロの火が、引火するおそれがあるということです。
カセットボンベはガス自体に使用期限などはありませんが、ボンベが劣化するため、業界団体などでは7年程度で使い切るか、買い替えるよう呼びかけています。
国民生活センターは、さびたり変形したりしたカセットボンベは使わないことや、使用の際には製造日を確認し、古いものは使わないようにすること、それに保管の際には必ずキャップをつけることなど注意を呼びかけています。
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December 26, 2019 at 02:28PM
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長期間保管のカセットボンベはガス漏れなどに注意を - NHK NEWS WEB
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