阪神大震災から17日で25年になるのに合わせて、阪神高速道路(大阪市)は、損壊した高速道の一部を保存している震災資料保管庫(神戸市東灘区)を11、12日に一般開放した。被災経験の継承と防災意識の向上を図る取り組みで、壊れた橋脚や橋桁など34点を見学した市民らは、発生時を思い起こし、災害への心構えを新たにした。
震災で阪神高速は、神戸線が神戸市東灘区で635メートルにわたり倒壊し、湾岸線も含め5カ所で落橋が発生した。高速道関連で16人が犠牲になり、同社は芦屋市に慰霊碑を建立し、1月17日に慰霊行事を営んでいる。
一般開放に伴い、震災発生時、神戸市消防局司令課で当直だった後藤陽(きよし)さん(69)=神戸市須磨区=が講演。けがや建物の倒壊・火災などで通報が殺到した状況を解説しつつ「非常用電灯のついた薄暗い廊下で腰を下ろした時、揺れで体ごと滑った。市役所が潰れたら終わりと思った」と語った。
見学した大阪出身の会社員、竹内大輝(ひろき)さん(23)=神戸市東灘区=は「すさまじい地震の一端を実物で実感できた。当たり前の日常が当たり前でなくなる災害があるかもしれず、備えるきっかけになった」と話した。
保管庫の通常公開日(毎月4回。無料、予約制)には、阪神深江駅・JR甲南山手駅発着で、予約制のバス・タクシー無料送迎がある。問い合わせ先は一般財団法人・阪神高速道路技術センター(06・6244・6049)。【浜本年弘】
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January 14, 2020 at 08:02AM
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折れた橋脚、落ちた橋桁…震災の脅威実感 阪神高速が資料保管庫開放 神戸 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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