
2020/09/13 08:15 ウェザーニュース
まだ暑さが残り、食品の保存に注意の必要な時期が続きます。食品のパッケージの注意書きなどでよく目にする「冷暗所」ですが、適した場所に正しく保管できているでしょうか。全国で家事代行サービスなどを展開するカジタク・サプライヤチームの鈴木健吾さんに冷暗所のポイントや保管に注意すべき食材について伺いました。
ただ、「冷暗所」といっても、暗くて温度の低いところというイメージぐらいで、曖昧に選んでいることが多いもの。キッチンの床下収納、戸棚の中、シンク下などのほか、階段下の収納や倉庫、ガレージなど活用している家庭もあるようですが、実際はどうなのでしょうか。
「冷暗所のポイントは、温度・日光・湿度です。各家庭で保管場所を決めるときには、この3つをチェックしましょう。
まず、温度は1℃〜15℃。1年を通して冷んやりしていることが条件となります。次に、太陽の光が射さない場所。直射日光が当たることで温度変化が起きやすく、食品の劣化にもつながります。そして忘れがちなのが湿度です。湿気の溜まりにくい、風通しのよい場所が向いています」(鈴木さん)

「まず挙げられるのが、床下収納です。日光が入らず、外部の温度に影響されにくく、温度が一定に保たれていることが多いです。ただ、家の構造や立地などの条件によっても変わるので、収納庫内の温度変化と湿度を確認してから使いましょう。
ほかに、比較的使いやすいのが階段下の収納です。直射日光が当たりにくく温度変化が少ないので、湿度をチェックして使いましょう」(鈴木さん)
つい使いたくなるスペースでも、冷暗所としては適さないことが多い場所もあるといいます。
「“暗い場所”ということでよく使われるのがシンク下です。しかし、シンク下はそれほど風通しがよくなく、湿気がこもりやすい場所なので避けた方がよいでしょう。
倉庫やガレージも直射日光が当たらないとしても、今の時期は温度が上昇しやすいなど、大きく温度変化することが多いのでおすすめできません。
また、何でも冷蔵庫を利用する人もいます。しかし、一般的に冷蔵室は温度が低すぎたり、野菜室は湿度が高すぎて向かないケースがあります。たとえば、じゃがいもは温度が低すぎると低温障害を起こして美味しさが損なわれますし、玉ねぎも野菜室では湿度が高すぎて風味が落ちやすくなります」(鈴木さん)
秋の実りや災害時に備えたストックなど、保管したいものはますます増えそうです。適切な場所で保管することで最後まで美味しく食べたいものです。








取材協力:アクティア株式会社(https://ift.tt/2orF8Vz)
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September 13, 2020 at 06:15AM
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