令和4年10月18日
福祉保健局
東京都が実施する結核接触者健診を受託している契約医療機関において、個人情報を含む書類を紛失する事故が発生しましたので、お知らせします。
関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げるとともに、今後、このようなことがないよう、再発防止とより一層の情報管理を徹底してまいります。
1 概要
令和4年9月30日、都保健所が契約医療機関に送付した接触者健診受診票63名分が、本日現在、当該医療機関において所在不明となっている。
(1)紛失物
当該保健所が発行した接触者健診受診票(以下「受診票」という。)63名分
(2)紛失した個人情報
氏名、性別、生年月日、検査依頼内容
2 経緯
9月30日 保健所が受診票を当該医療機関に送付
(同日15:19に到着していることを郵便追跡サービスで確認済)
10月1日又は2日 当該医療機関職員が封筒を開封、受診票を確認
10月3日 当該医療機関職員が受診票を確認
10月6日 当該医療機関職員が受診票の所在を確認できず、捜索を開始
接触者健診(血液検査)は予定どおり実施(10月6日、7日)
10月12日 当該医療機関から保健所へ、受診票の再発行依頼(保健所が探知)
10月13日 都職員が当該医療機関を訪問し、事情聴取、紛失を確認
3 発生後の対応
10月14日 接触者が発生した高齢者施設に説明、謝罪
10月17日 接触者63名の方々に対して、個別に書面により謝罪
4 再発防止について
当該医療機関において受診票が適切に保管されていなかったことが原因であり、当該医療機関に対して、個人情報を含む書類について、施錠できる保管庫にて保管することなど再発防止策の検討と実施を指示した。
併せて、都内の各契約医療機関に対して、同様に個人情報の適正な管理を徹底するよう、注意喚起を行った。
5 その他
現時点で、個人情報の流出による被害は確認されていない。
なお、接触者健診は予定どおり実施されており、今回の事故による健診の遅れや健康被害は発生していない。
【問合せ先】
福祉保健局感染症対策部 防疫・情報管理課 03-5320-4483
からの記事と詳細 ( 委託事業者による個人情報の紛失について 東京都福祉保健局 - 東京都福祉保健局 )
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