Wednesday, December 14, 2022

高槻女性殺害の容疑者自殺、署員が私物保管庫を点検せず虚偽記録作成 - 読売新聞オンライン

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 養子縁組した大阪府高槻市の女性に対する殺人容疑などで再逮捕された高井凜容疑者(当時28歳)が9月、府警福島署の留置場で自殺した問題で、同署の担当者が内規に反して高井容疑者の私物保管庫を点検せず、うその記録を作成していたことが府警幹部への取材でわかった。保管庫には自殺に使われた破れたTシャツの一部が入っていた。自殺しているのを発見する直前の留置場の巡回で虚偽報告があったことも判明。府警は14日午後、こうした当時の管理状況を検証した報告書とともに関係者の懲戒処分を発表する。

 府警によると、高井容疑者は9月1日午前7時2分、ひも状のものを留置場の居室内の金網にかけ、首をつっているのを発見され、搬送先の病院で同日夜に死亡した。

 自殺に使われたひも状のものは、輪になった布きれを5種類束ねた状態だった。府警が居室外にある保管庫を調べたところ、裾が破れたTシャツが複数枚見つかった。府警は高井容疑者がTシャツの裾を破って集めた布きれを、下着内などに隠し持ち、自殺に使ったとみている。

 府警は当初の発表で、保管庫の点検について、8月26日に同署の担当者が実施したとする記録があり、その際に異常はなかったとしていた。

 しかし、府警幹部によると、その後の調査で担当者が実際には点検を行っておらず、実施したと虚偽の記録をしていたことが判明。府警の内規では月2回以上点検することになっているが、直前の1か月間は一度も点検をしていなかったという。

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