[ロンドン/ストックホルム 15日 ロイター] - 米マイクロソフトは15日、欧州連合(EU)のクラウド顧客は1月1日から一部データを域内で処理・保管できるようになると明らかにした。
同社の「EUデータ・バウンダリー」の一環。段階的に実施し、同社の中核的クラウドサービスの「アジュール」「マイクロソフト365」「ダイナミクス365」「Power BI」プラットフォームの全てに適用する予定だ。
EUでは個人情報保護を目的とする一般データ保護規則(GDPR)が2018年に導入され、大企業は顧客データの国境をまたぐ移動に神経を尖らせている。
マイクロソフトの最高プライバシー責任者のジュリー・ブリル氏はロイターに「このプロジェクトに深く取り組むにつれ、より段階的なアプローチが必要なことが分かった」と述べた。
「第1段階は顧客データだ。その後は、ログインデータ、サービスデータ、その他の種類のデータへと段階的に進めていく」とした。第2段階は23年末、第3段階は24年に完了する予定という。
マイクロソフトは欧州ではフランス、ドイツ、スペイン、スイスなどで十数カ所のデータセンターを運営している。
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