フェニックス・サンズのクリス・ポールは今季、チームを11年ぶりのプレイオフ進出に導くなど、改めて影響力の大きさを証明している。シーズン終了後にはプレイヤーオプションを行使するか、破棄して完全FA(フリーエージェント)となるかの決断ができるが、『Sports Illustrated』のクリス・マニックス記者によれば、新たな契約を結ぶ場合は3年総額6000万ドル(約65億8000万円)が相場になる見込みだという。 ポールはプレイヤーオプションを行使すれば、サンズから4420万ドル(約48億5000万円)を得られる。これはステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ジョン・ウォール(ヒューストン・ロケッツ)に次ぎ、ラッセル・ウェストブルック(ワシントン・ウィザーズ)と並ぶリーグ3位タイの金額だ。ただ、それを破棄して完全FAとなり、今オフに複数年契約を結ぶとも目されている。 NBA16年目、36歳となったポールだが、日本時間6月10日(現地9日)に行われたデンバー・ナゲッツとのウェスタン・カンファレンス準決勝第2戦で17得点、15アシスト、ターンオーバーなしの成績を残すなど、衰えを感じさせないプレイを見せている。マニックス記者はポールについて、このようにレポートした。 「クリス・ポールのプレイヤーオプション―4420万ドル―は注目に値する。私が話したNBA幹部は、次の契約は3年総額6000万ドルだと見立てた。ポールは最も年俸が高いチームへ行くか? それともオプションを行使して、もう1年、オールスター級のシーズンを過ごすか?」 これに対して、『ESPN』のボビー・マークス記者は「オプションを破棄して、(サンズと)別の2年契約を結ぶだろう。それが彼にとって最良の選択だ」と返答。「彼はキャリアで総額4億ドル(約439億円)を稼いでいる。生活のクオリティーと勝利がすべてだ。フェニックスはその両方でアドバンテージがあるのは明らかだ」と続けた。 ポールは周囲の選手をステップアップさせるファシリテーターとしての能力が群を抜くだけに、その去就は大きな注目を集めそうだ。
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