女子ゴルフの7日付最新世界ランキングが発表され、全米女子オープンで日本人女子3人目のメジャー優勝を果たした笹生優花(19=ICTSI)が、前週の40位から一気に31ランク上昇して9位となり、初のトップ10入りを果たした。全米女子オープンで、笹生にプレーオフの末に敗れて2位となった畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は、前週から3ランク上昇の10位。日本人女子のトップは、長く畑岡が守っていたが入れ替わった。
前週まで日本勢2番手争いを繰り広げていた稲見萌寧は、3番手で前週から2ランク下げて26位、古江彩佳は4番手で同1ランク下げて28位、渋野日向子は5番手で2ランク下げて32位へ、それぞれ後退した。
女子ゴルフの東京オリンピック(五輪)代表は、6月28日付の世界ランキングに基づく、五輪ランキングで出場60人が決まる。各国上位2人に出場権が与えられ、五輪ランキング15位以内に3人以上いる国は、最大4人まで出場権を得られる。ただし、初めて日本勢トップとなった笹生は、父の日本、母のフィリピンと両国籍を有しており、今夏の東京五輪にはフィリピン代表として出場の意向。笹生を除く選手で、日本代表としての出場権が争われる。現時点で五輪出場が確実視されている畑岡と、もう1つの枠を稲見、古江、渋野で争う構図は前週までと変わっていない。日本勢6番手は44位の鈴木愛、7番手は48位の小祝さくらがつけている。
1位高真栄、2位朴仁妃、3位金世■の韓国勢トップ3は、前週と変わっていない。
■=火ヘンに英
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