千葉県印西市は、新型コロナウイルスワクチンの個別接種を行っている市内の医療機関で、ワクチンを保管していた冷蔵庫の扉が開いたまま放置され、60回分が廃棄処分されたと発表しました。
印西市によりますと、1日、新型コロナウイルスワクチンの個別接種を行っている市内の医療機関から「ワクチンを保管する冷蔵庫の扉が開いたままになっていた」と連絡がありました。
冷蔵庫には2度から8度の温度での保管が求められているファイザー製のワクチンが60回分が入っていましたが、朝、出勤したスタッフが扉が開いたままの状態となっているのを見つけ、中のワクチンが常温になっていたということです。
31日夜に診療を終えたあとから朝まで8時間以上、扉が開いたままになっていたとみられ、この医療機関が60回分のワクチンすべてを廃棄処分したということです。
市が代替のワクチンを用意したため、予約していた人への接種に影響はありませんでしたが、市は、今回の事態を受けて、個別接種を行う医療機関に対し、ワクチンの管理を徹底するよう通知を出しました。
板倉正直市長は「大切なワクチンを廃棄する事態となり遺憾だ。各医療機関に管理と対策を徹底するようお願いしていく」とコメントしています。
からの記事と詳細 ( ワクチン保管の冷蔵庫 扉開いたまま一夜 60回分廃棄 |NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB )
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