逃げるのは、昨年に引き続きモズスーパーフレアになるか。昨年2着の同馬を馬券でどう扱うのかがポイントになりそうだが、レース展開を読み切ってから考えたいところ。展開予想理論を駆使する倉本匠馬氏に見解をうかがった。
「今回はビアンフェとモズスーパーフレア、ラブカンプーが逃げる可能性があるものの、モズスーパーフレアがスピードの違いで先手を主張。33秒台前半のハイラップとなりそうで、勝ち時計も8秒付近となれば、上がりもかなり掛かってくる競馬に。先週のような馬場が続くならば、差し馬から攻めたいレースだ」
逃げる可能性がある馬として挙がったビアンフェとラブカンプーは、前走のセントウルSで逃げるセイウンコウセイの後ろで先行したが、敗れている。両馬とも重賞制覇時は逃げているだけに、当時の再現を狙ってモズスーパーフレアに競りかければ、自ずとハイペースになりそうだ。
となると、狙い目は当然2列目から抜け出しを図る先行馬や差し馬になってくる。前者であれば、前哨戦快勝のダノンスマッシュやGI馬ミスターメロディの大駆けも。後者なら、人気のグランアレグリアで仕方ないといったところか。
最後の直線、ゴール直前まで目が離せない電撃戦に期待したい。発走は本日15時40分。
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