阪神春季キャンプ(22日、沖縄・宜野座)阪神のジェリー・サンズ外野手(33)が23日のDeNAとの練習試合(宜野座)で今年初実戦に臨み、一塁守備に就く。昨季は左翼を守り勝負強い打撃で虎を苦境から救ったが、今季は新外国人のメル・ロハス・ジュニア外野手(30)=前韓国KT=が加入するなど、チーム事情で一塁へ。早朝から一塁特守に励み、投内連係やシートノックでも巧みなハンドリングを披露。準備は万端だ。
■韓国では「経験している」
生まれ変わろうとしている虎の中でも、最も大きく役割を変えるのが、この男だ。左翼から一塁へとポジションを移す可能性が高いサンズが、23日の初実戦で、いきなり来日初の一塁を守る。
「韓国でも一塁を経験している。自分の中で新しいことはない。ただ、土のグラウンドで打球の速度も違う。そこにも慣れていかないといけない。少しずつ感覚を取り戻していきたい」
昨季打率・344、5本塁打、15打点と打ちまくり「火曜日の男」と呼ばれた助っ人が、火曜日から出陣-。この日は早出で一塁特守で備えた。
通常のゴロ捕球だけでなく、バウンドした送球を想定し、二塁ベース付近からのノックも精力的に受けた。投内連係とシートノックでも動きを確認すると、ランチタイムの特打では62スイングで柵越え7発。仕上がりの良さを見せつけた。
常にどっしりと構え、目まぐるしく状況が変わる世の中やチーム内の競争の中でも、あわてず騒がず黙々と自分の仕事をこなせる。そこがサンズの頼もしいところだ。
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