「PlayStation 5のストレージ増設を可能にするアップデートが、2021年夏に配信される」と、海外ニュースメディアのBloombergが報じています。報道によれば、ストレージ増設は冷却ファンに関するアップデートと共に解放される予定とのことです。
Sony to Open PlayStation 5 for Storage Upgrades in Summer - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-02-26/sony-to-open-playstation-5-for-storage-upgrades-in-summer
Sony Will Unlock the PS5's Expandable Storage by This Summer - ExtremeTech
https://www.extremetech.com/gaming/320361-sony-will-unlock-the-ps5s-expandable-storage-by-this-summer
Xbox Series Xが公式ストレージ拡張カードを用意しているのに対して、記事作成時点では、PlayStation 5はストレージの増設に対応していません。そんな中、Bloombergは匿名の関係者の証言を基に、「ソニーはPlayStation 5へのストレージ増設を可能にするアップデートや、ファンの最高回転速度を高めるアップデートを2021年夏までに配信する予定です」と報じました。
テクノロジー関連のニュースサイトExtremeTechは、PlayStation 5と同時期に登場した「Xbox Series X」の初期設定を行った直後のストレージ残量が約800GBであるのに対して、PlayStation 5は約667GBと、両者のストレージ容量にはゲーム1~3本分に相当する差があると指摘しています。さらに、「Xbox Series XにはSeagate製のストレージ拡張カードしか用意されていません。もし、PlayStation 5が複数のメーカーのSSDに対応すれば、Xbox Series Xよりも安価にストレージを入手できる可能性があります」と語り、PlayStation 5のアップデートに期待を寄せています。
また、ExtremeTechは、PlayStation 5で高負荷なゲームをプレイすると、前世代のPlayStation 4と比べて2~4倍の電力を消費すると主張し、「ソニーは、消費電力の大きなPlayStation 5の発熱を抑えるために、ゲームごとに最適化されたファン動作プロファイルの提供を計画していると報じられています。今回報じられたファンの回転速度を高めるアップデートは、この計画に関連していると考えられます」と述べています。
なお、PlayStation 5にはストレージ増設用のPCIe 4.0に対応したM.2スロットが搭載されていますが、2020年11月にPlayStation 5を分解しSSDを挿入して起動してみた結果、「拡張スロットにモジュールが挿入されています。電源を切り、モジュールを取り外してから、もう一度電源を入れてください。」という内容のメッセージが表示され、起動することができませんでした。
「PlayStation 5(PS5)」の爆速動作の秘密を探るべく本体をバラバラに分解してみた - GIGAZINE
この記事のタイトルとURLをコピーする
・関連記事
ソニーの次世代ゲーム機「PlayStation 5」がついに発売、周辺機器と一緒に開封してみた - GIGAZINE
「PlayStation 5」を実際に遊んでみたレビュー、4K HDRの美麗グラフィック&DualSenseのリアルな振動を楽しめる - GIGAZINE
PS5は発売時に拡張ストレージをサポートしないことが明らかに - GIGAZINE
PlayStation 5内蔵のZen2&RDNA採用SoC「Oberon」のダイ構成が判明 - GIGAZINE
PlayStation 5は「隠されたブラウザ」でウェブサイトを自由に閲覧できると判明 - GIGAZINE
「PS5は原価割れ状態だが450万台以上を出荷」とソニーの四半期決算で判明 - GIGAZINE
1万円安いPS5デジタルエディションの在庫は通常モデルよりもはるかに少ない可能性 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
からの記事と詳細 ( 「PlayStation 5の外部ストレージ増設が2021年夏までに可能になる」という報道 - GIGAZINE )
https://ift.tt/2ZWkVte
0 Comments:
Post a Comment