激しく燃えあがる炎。これは去年8月、福岡市にある住宅兼事務所が全焼した火事の映像――。
この建物の所有者だったのが菊地一さん。福岡を中心に活動するマジシャンです。菊地さんは、この火事について、消防から意外な原因を伝えられたといいます。
菊地一さん「鑑定からこれじゃないかと出されたのがマジックの道具なんですけど、それのリモコン式のやつの電池が原因じゃないかと」
消防などの調べで、火災の原因は「乾電池」だと推定されたということです。菊地さんによると、「角型」や「ボタン型」など、様々な種類の電池をプラスチック製の箱にまとめて保管していたといいます。
菊地一さん「2年も3年も触ってないんですよ。その中の電池といわれて本当にいまだに信じられない」
本当に乾電池が火災の原因となり得るのでしょうか?
これは、「NITE(=製品評価技術基盤機構)」が行った実験映像――。角型電池とボタン電池の端子部分をくっつけてみると…「バンッ!」と大きな音とともに、ボタン電池が破裂。火もあがっています。
NITEは、角型・ボタン型に限らず、電池の端子に金属製のものが触れるとショートする恐れがあるとして、保管の際の注意を呼びかけています。
総務省消防庁によりますと、こうした乾電池が原因とみられる火災は、2010年からの10年間で44件発生しているということです。
NITEは、乾電池を保管したり捨てたりするときには、端子部分にビニールテープなどを貼って覆うよう呼びかけています。
からの記事と詳細 ( 住宅全焼 原因は保管していた“乾電池”?|NNNニュース - 日テレNEWS24 )
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