今年いっぱいで活動休止する人気アイドルグループ、嵐が24日、東京・新宿区の国立競技場で無観客オンラインコンサート「嵐フェス2020」の事前収録を行い、隣接する神宮球場で開催されたプロ野球・ヤクルト-中日の公式戦が2度にわたって中断するハプニングがあった。
まず、六回表にド派手な花火が国立で打ち上げられ、風の影響で煙が球場内に流入して1分ほど中断。さらに、七回表にはライブの演出で使われた風船がグラウンド内に飛来して再び中断され、警備員が回収する事態となった。
それを受け、嵐が所属するジャニーズ事務所は、公式サイトで「本日、国立競技場にて行っておりました、嵐フェス2020の収録にあたり、風船及び花火による演出の煙により、隣接する神宮球場にて試合中の『ヤクルト対中日』戦を2度ほど意図せず中断させてしまう事となりました」(原文ママ)と事情説明。
続けて「神宮球場、両球団選手及び関係者、視聴者の皆さまには、ご迷惑をお掛け致しました事を、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。ジャニーズから両球団には事前にコンサートを行う連絡をしていた。
「嵐フェス2020」は11月3日に有料配信することは発表されていたが、収録日は公表されていなかった。発表の際、メンバーは「誰も見たことのない新しい景色になる」などとコメントしていた。
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