加藤勝信官房長官は22日午前の記者会見で、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの冷凍庫などでの保管方法に関し、同社から追加データが提出される予定だと説明した。「厚生労働省で評価し、添付文書の改訂などがなされる。それを踏まえて接種の方法も検討する」と語った。
ファイザーは超低温のセ氏マイナス60~80度が必要としてきた管理方法について、同15~25度で2週間の保管が可能だとするデータを米食品医薬品局(FDA)に提出したと発表していた。
同社のワクチンは3週間間隔で2回注射する。イスラエルの研究機関は1回の接種でも高い予防効果を得られたとする研究結果を発表した。
加藤氏は「この研究結果をもってただちに1回接種で十分と言えるかは慎重な検討が必要ではないか」と指摘した。「まずは厚労省で情報収集を図りたい」と述べた。
ワクチン接種後の副作用に関する情報提供については「非常に重篤なものはできる限り速やかに公表すべきだ」と話した。「どう公表するかは関係者でよく整理してもらう必要がある」とも語った。
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