Sunday, September 5, 2021

クラウドの多種多様な「ストレージAPI」基礎の基礎 - TechTargetジャパン

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 現代のWebはWeb APIに基づいて構築されていると言える。APIによって、Webアプリケーションは他の場所のサービスや情報にアクセスできる。

 Webコンテンツは、さまざまなオンラインソースの集約を基盤とする。昔はこれを「マッシュアップ」と呼んだ。「Internet 2.0」と呼ばれることもあった。だが、そうした呼称は過去のものとなり、APIの利用はITの構造の一部にすぎなくなった。

 本稿で取り上げるストレージAPIは、Webを軸とするアプリケーションにストレージサービスを提供する。

ストレージAPIとは

 「ストレージAPI」というだけではその意味は曖昧だ。APIはあるソフトウェアと別のソフトウェアの接続を可能にするコードにすぎない。

 ストレージアレイメーカーが「ストレージAPI」と言えば、自社の製品を監視、制御するソフトウェアを作成できるAPIを指す可能性がある。ブラウザベースのアプリケーションがデータをローカルに保持できるWeb開発インタフェース「localStorage」を指すこともある。

 本稿では別の点に注目する。取り上げるのは、サードパーティーのストレージまたはストレージサービス(データベース、データレイク、データウェアハウス)を提供するAPIだ。

ストレージAPIの種類

 ストレージAPIは、以下のように分類できる。

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