Tuesday, October 19, 2021

「師崎層群」40年ぶり調査へ 化石発掘、保管施設設置目指す 専門家有志ら /愛知 - 毎日新聞

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 1800万~1700万年前の深海生物の化石が眠るとみられる知多半島の地層「師崎層群」の発掘調査に、有志の専門家らのグループが近く乗り出す。世界的にも貴重な地層だが、発見から約40年間ほぼ手付かずとなっていた。グループは費用の一部をクラウドファンディング(CF)で集め、新たな化石発掘とともに、保管施設の設置も目指している。

 師崎層群は知多半島の先端に位置し、かつては深さ約1000メートルの海底だった。1982年、地元の愛好家が偶然、南知多町の大規模農地造成事業で地表に現れた地層から、深海魚の化石を発見。極めて状態が良く、腐りやすい発光器が残っていた。さらにヒトデやウニなどの化石数千点も見つかった。

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