Friday, October 22, 2021

持ち主不明の遺留品、新施設で保管へ…JR福知山線脱線 - 読売新聞

superselebbanget.blogspot.com

 乗客106人が犠牲となった2005年のJR福知山線脱線事故で残された乗客らの遺留品について、JR西日本は、24年秋に完成予定の事故車両を恒久保存するための新施設で保管することを決めた。11月に開催を予定している新施設に関する説明会に向けた資料で遺族らに明らかにした。

 JR西によると、脱線事故現場からは、靴や衣服など持ち主不明の遺留品が約1100点回収され、現在は兵庫県尼崎市内の同社施設で保管している。

 同社は大阪府吹田市の社員研修施設の敷地に、事故車両(7両)を保存して、社員教育に使うための新施設を建設中で、この完成に合わせて、同じ施設で保管することにした。

 遺留品は経年劣化を防ぐ措置を施し、事故の関係者が画像で閲覧できるようになっている。持ち主やその親族が見つかれば返却するためで、新施設でも引き続きこうした取り組みを進める。

▼あわせて読みたい▼

なぜ事故防げなかったか、解明願う被害者遺族…軽井沢バス事故初公判

「理想の自分」見つけた 福知山線事故 まひ越え…アーチェリー・岡崎

「娘は星に」父の歌 脱線事故16年

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 持ち主不明の遺留品、新施設で保管へ…JR福知山線脱線 - 読売新聞 )
https://ift.tt/30Uwy7O
Share:

0 Comments:

Post a Comment