Thursday, October 7, 2021

大学研究室から毒物紛失、成人で10~25人の致死量…保管忘れ誤って廃棄か - 読売新聞オンライン

superselebbanget.blogspot.com

 鹿児島大は6日、記者会見を開き、桜ヶ丘キャンパス(鹿児島市桜ヶ丘8)の研究室で毒物・アジ化ナトリウム25グラムを紛失したと明らかにした。誤って廃棄した可能性があるといい、同大が詳しい経緯を調べている。容器1本分で、成人で10~25人の致死量に相当するが、被害は報告されていないという。

 同大によると、紛失が発覚したのは、医歯学総合研究科棟内の研究室。昨年9月、抗体の保存液として購入した。職員が容器を机上に置いて担当教員に受け渡したが、教員は別の業務に追われ毒劇物保管庫に保管するのを失念。その後、片付けなどの際に誤って廃棄された可能性があるという。

 今年9月14日、年1回の保管庫の定期点検で発覚。捜したが見つからなかったため、同17日に県警や保健所などに報告したという。

 佐野輝学長は「深くおわびし、再発防止に努める」とコメントを出した。学内の調査委員会で原因究明を進め、再発防止策を取りまとめるとしている。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 大学研究室から毒物紛失、成人で10~25人の致死量…保管忘れ誤って廃棄か - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/3oU18IP
Share:

Related Posts:

0 Comments:

Post a Comment