旧経営陣「保管していたにすぎない」金品受領問題巡り関電と株主が賠償求めている裁判
更新:2021/10/06 19:35
関西電力の旧経営陣らが、福井県高浜町の元助役などから金品を受け取るなどしていた問題で、関電の株主と関電のそれぞれが旧経営陣を訴えている裁判が併合され、初めての弁論が行われました。
関電の旧経営陣らが、福井県高浜町の森山栄治元助役などから計3億7000万円相当の金品を受け取っていた問題では、関電が旧経営陣らに対して計20億円の損害賠償を求めて提訴しています。また、関電の株主の一部が、旧経営陣とさらに現職の経営陣をあわせた22人を相手取り、総額92億円の損害賠償を求めています。
関電と株主ともに旧経営陣を相手取り訴えている部分は共通しているとして、2つの裁判が併合される異例の形となり、10月6日に裁判の併合後、初めての弁論が行われました。
裁判では金品の受け取りについて株主側は「多額の金品を受け取ること自体、取締役としての注意義務違反」。関電側は「取締役会などで対応を協議する義務があった」と主張しました。
これに対して旧経営陣側は「預かって保管していたにすぎない」と訴えを退けるよう求めました。
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