日立製作所で家電の製造・販売を手掛ける日立グローバルライフソリューションズ(GLS)は12月中旬、スティック型掃除機の新機種「かるパックスティック PKV-BK3K」を発売する。日立のスティック型の機種として初めてゴミを紙パックにためる方式を採用。一般家庭の約2カ月分の量にあたる0.4リットルのゴミをためられる。手入れの手間を減らしたい家庭に売り込む。
従来のスティック型と比べて0.25リットル増の0.4リットルのゴミをためられる。モーターにアルミ素材を使うなどして重量を1.1キログラムに抑えた。これまで日立のスティック型掃除機は、軽さと吸引力を両立するために吸い込んだゴミと空気を遠心力で分離してゴミだけをためるサイクロン式に限っていた。価格はオープンだが市場想定価格は8万2000円前後を見込む。
サイクロン式を採用したスティック型の新機種も同時発売する。電池の充電方式を改良することで充電時間は約2時間と従来機種から約1.5時間短縮し、使い勝手を高めた。価格はオープンだが市場想定価格は7万1000円前後。
日立GLSはコードがないスティック型の台数が掃除機市場全体に占める割合が2022年には56%になり、16年から30ポイント近く上昇すると予測しており、スティック型の製品群を広げる。紙パック式とサイクロン式の新機種を合わせて月1万台の生産を目標とする。
からの記事と詳細 ( 日立GLS、新型スティック掃除機 2カ月分のごみ保管 - 日本経済新聞 )
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