アレクサンダー・アルボンは、オープニングラップでの赤旗中断を経たリスタート後にバルテリ・ボッタス(メルセデス)の前方で4番手につけると、前を行くセルジオ・ペレス(レーシングポイント)へプレッシャーをかけながらレースを進める。
ミディアムタイヤで2スティントを走行した後、ハードタイヤへの交換を行うも、なかなか差を詰めることができなかったが、残り3周となったところでペレスのMGU-Kにトラブルが発生してリタイア。これで3位を手に入れたアルボンは、自身2度目の表彰台登壇を果たした。
「今日の結果は運の要素があったことは否定しないし、セルジオはいいレースをしていた」とアレクサンダー・アルボンはコメント。
「ただ、僕らも何かが起こったときに、チャンスをつかみ取ることができる位置にいたからこその結果なので、とてもうれしい。チームはセルジオのエンジンに問題が起こっているかもしれないと伝えてくれたとき、彼のマシンからオイルが漏れているかもしれないと考えた。そこで彼の真後ろにはつきたくないと思い、ラインを外して走り、それがうまくいった」
「金曜日のマシンダメージから、チームのみんなは素晴らしい仕事ぶりで土曜に向けてマシンを準備してくれたので、こうしてそれに報いることができてよかった。このレースウィークでは、ペースがずっとよかったので、それが結果に結びついてうれしい。結果には表れていなかったけど、ここ数戦で徐々に向上していたと思うし、今週末さらに前進できたことに満足している。来週は異なるレイアウトだけど、特性は似ているので、この再現ができればと思っている」
「パドックの全員がそうだったように、僕もロマンがあのアクシデントの後で、自力でマシンから出たのを見てほっとした。あの場面を見返すとショッキングだし、安全分野の担当チームは素晴らしい仕事をしてくれたと思う」
カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / レッドブル / ホンダF1 / F1バーレーンGP
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