1月3日(日本時間4日)、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行なわれたワシントン・ウィザーズ対ブルックリン・ネッツの一戦に八村塁が先発出場した。八村は今季3戦目。ネッツとは12月13日(同14日)にプレシーズン戦で対戦して以来の顔合わせで、開幕後の公式戦では今季初対戦となった。
試合はリードチェンジ21回という接戦を123-122で制したウィザーズが2連勝を飾っている。八村は33分24秒の出場で15得点(フィールドゴール6/11、3ポイントショット0/3、フリースロー3/4)、2リバウンド(1OR)、3アシスト、1スティール、1ターンオーバー、4ファウルだった。
先発出場した八村は第1クォーター残り9分22秒にブラッドリー・ビールからゴール下でパスをもらってレイアップを決めて、この日自身初得点を記録。守備のカイリー・アービングをかわしてスピンムーブからシュートを決めた。
序盤からケビン・デュラントとマッチアップした八村は、デュラントとの1on1のシチュエーションでピック&ロールを仕掛けられてかわされる場面もあったものの、失点を免れる場面が目立った。第1Q途中に一旦ベンチに下がると、第2クォーター残り8分8秒に、ブラッドリー・ビールのFTの場面でコートに復帰。前半終盤には、カイリー・アービング、デュラントを相手に連続得点を決めるなど、チームに流れを呼び込んだ。
第3クォーターにスタートで出場すると、同クォーターの中盤にダンク、フェイダウェイジャンパー、トーマス・ブライアントの得点をアシスト、ダンクと、ウィザーズの途中8得点に連続で絡む活躍を見せる。このクォーターにフル出場(12分)した八村は、FG3/6、FT2/2で8得点、1アシストを記録した。
第4クォーター残り4分7秒、八村はラッセル・ウェストブルックの3Pのオフェンシブリバウンドを掴むと、すかさずダービス・ベルターンスにキックアウトして同点スリー(114-114)をアシスト。
123-122と1点を争う接戦となった最終盤、ネッツの最後の攻撃の際には、八村がカイリー・アービングとマッチアップし、決まれば逆転となるアービングの3Pに腕を伸ばしてコンテストしてシュートミスを誘発。そのリバウンドからのケビン・デュラントのラストショットも外れ、ウィザーズが敵地で大きな勝利をもぎ取った。
2連勝で今季2勝5敗としたウィザーズは次戦、6日(同7日)に敵地でフィラデルフィア・76ersと対戦する。
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