Monday, January 25, 2021

海外生成施設で保管へ - 読売新聞

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 ポートアイランド(神戸市中央区)に大規模な水素ターミナルができると聞きました。今後の兵庫経済にも大きく影響すると思いますが、現状と展望を知りたいです。

 水素は、二酸化炭素を排出しない環境に優しいエネルギーとして注目が高まっています。とくに実現が期待されているのが、水素を燃やしてタービンを回す水素発電です。

 こうした中、川崎重工業がポートアイランドの神戸空港島に、液化水素を貯蔵する直径19メートルのタンクを建造しました。海外から船で運んでくる水素を陸上で保管する「基地」とする計画で、こうした施設は世界初といいます。

 今春までに、日本から9000キロ離れた豪州で生成された安価な水素を、神戸の基地に運ぶ実証実験を始める予定もあり、専用の水素運搬船の建造も進んでいます。

 川崎重工などは3年前、ポートアイランドで水素100%の発電に成功しています。将来、家庭用の電力が、水素発電で賄われる日が来るかもしれません。

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