東京オリンピック第15日の6日、空手の男子形で沖縄県出身の喜友名諒(31)=劉衛流龍鳳会=が金メダルを獲得し、国内の「金メダル空白地域」が埋まった。
団体競技、団体種目も含めた夏季と冬季を合わせた日本の金メダリストは喜友名で229人目。これまで、沖縄をのぞく46都道府県が金メダリストを輩出していた。喜友名が沖縄県勢初の快挙を達成したことで、全47都道府県の出身者が金メダルを獲得したことになった。
大会前は鳥取県と沖縄県の2県が「金メダル空白地域」だった。しかし、3日に鳥取県出身の入江聖奈(20)=日体大=が、ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得。鳥取県内で大きな話題となり、入江は「自分の金メダルでこんなにも喜んでもらえて、鳥取県に生まれて良かった」と地元への感謝を述べた。
喜友名は世界選手権3連覇中で、今大会に向けても「五輪で勝つための稽古(けいこ)をしてきた。負ける気はしない」と力をみなぎらせていた。満を持して臨んだ初の五輪で、沖縄に悲願の金メダルをもたらし、国内の「金メダル全都道府県制覇」にも一役買った。【真下信幸】
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