Sunday, September 5, 2021

フェルスタッペンはもっと速かった? シフトミスに加えDRSが開かず約0.25秒のタイムロス - Motorsport.com 日本

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 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、母国レースのF1第13戦オランダGP予選でルイス・ハミルトン(メルセデス)を0.038秒差で上回り、ポールポジションを獲得した。だが、フェルスタッペンはミスがなければあと0.25秒ほどタイムアップできていたようだ。

 フェルスタッペンは、Q3最初のアタックで1分8秒923というタイムをマーク。この時点で、メルセデス勢に対して0.3秒ほどの差をつけていた。フェルスタッペンのポール獲得は確実かと思われたが、ハミルトンはラストアタックでタイムアップし、フェルスタッペンと同じ1分8秒923を叩き出した。

 しかしフェルスタッペンはハミルトンの前で、1分8秒885までタイムアップしポールポジションを獲得したのだ。

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 ところが、フェルスタッペンのラストアタックは完璧なモノではなかったようだ。メインストレートで、DRSが閉じていたのだ。ターン10から11にかけてのDRSゾーンではDRSが作動しているが、最終コーナーを抜けた後はDRSが作動していないのだ。

 フェルスタッペンは、DRSが閉じたままだったことについて気づいていなかったようだが、ラップの前半でシフトミスをしており、そこで0.1秒以上ロスしていたと話した。

 DRSを意図的に閉じていたのか、それともマシンの故障が原因だったのかとmotorsport.comが訊くと、彼は次のように答えた。

「そうなの? 分からないよ」

「ターン3の出口はかなりバンピーで、ダブルシフトしてしまった。だから0.2秒ほどタイムを稼いでいたのに、ターン7までの間に0.15秒ほどロスしてしまった」

「ギヤがひとつ高かったことで、より多くのエネルギーを使うことになった。それが原因でディレート(モーターによるアシスト切れ)してしまった。確認してみないと分からないけどね」

 一方、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、DRSについて次のように話した。

「あのストレートではストレートスピードが不足していたように見える。DRSが正しく適切に作動していなかったようだ」

「だから彼はおそらく0.1秒か0.15秒を失ったのだろう。しかし大きなプレッシャーの中で、彼は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。本当に満足している」

 フェルスタッペンは、予選でザントフールトを走るのは信じられないほど気持ちよかったと語り、地元のファンのおかげでポールポジションを獲得できたことに「とても満足している」と述べた。

「(コースは)FP1のときからすでにとても楽しかった。でも、燃料搭載量が少ない予選ではもちろん信じられないくらい良かったよ」

「特にセクター2は、運転していて本当に楽しかった。バンクがあるコーナーもね。最終コーナーは全開だけど、それでも素晴らしい感覚だった。本当に信じられないくらいだった」

「そしてもちろん、母国で、多くのファンの前でのドライビングだった。僕がラインを通過するたびに、ファンのみんなが熱狂してくれた。だから、ここでポールポジションを獲得できたことは、とても満足している」

 
 

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