「感無量です。悔し涙がしっかり うれし涙に変わった」
表彰式で君が代を聴いた道下選手がこう語ったのには、訳がありました。
5年前のリオデジャネイロ大会では初出場で銀メダルを獲得したものの、表彰式で金メダルを取った別の国の国歌を聞き、涙が止まらなくなりました。
「絶対に忘れ物を取りに行く」
この悔しさが東京パラリンピックに向けた、この5年間の原動力でした。
練習メニューを一から見直して1か月に700キロも走り込みました。アップダウンが激しい山道をあえて練習場所に選び、心肺機能を徹底的に強化しました。
5日のレースは、その努力が実を結ぶ完璧な展開となりました。30キロすぎの給水地点を越えたあたりから道下選手はスパートをかけ、先頭を併走していたロシアパラリンピック委員会のエレナ・パウトワ選手を引き離し、最後は独走状態での完勝でした。
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