Sunday, October 29, 2023

デザインも機能も優れた「防災グッズ」選びと保管方法を雑貨 ... - Living

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日本は地震の多発国。さらに気候変動の影響もあり、台風や豪雨による災害も毎年のように発生しています。全国どこに住んでいても、災害に備えて防災グッズは準備しておく必要があります。一方で、防災グッズはいざというときにすぐ目につくよう、インテリアには“あえて馴染まない”色や形状のものが多くなっています。インテリアにこだわる人がそれを理由に準備を躊躇しては本末転倒。

そこで、インテリアの邪魔にならない、むしろ部屋に置いておきたくなるようなおしゃれな防災グッズを、雑貨コーディネーターとして活躍するオモムロニ。さんに教えていただきました。

インテリアにこだわる人が選ぶべき
“防災グッズ”の考え方

(写真提供=南海工業)

インテリア性を損なわずに防災グッズを身近に置く工夫とは? まずは、オモムロニ。さん自身が防災グッズ選びでこだわっている点をうかがいました。

「大前提として、防災アイテム自体はデザイン性より実用性が第一だと考えています。わが家で使っているものも、ホームセンターなどで取り扱っている実用性の高いグッズです。私自身は大きな震災を体験したことがありませんし、防災のプロでもありません。そのため、できるだけ実際に被災した方の経験をもとに開発されたグッズを進んで選ぶようにしています。

とはいえ、防災グッズは見栄えが悪いからと、納戸や押入れの奥底にしまっていては意味がありません。置き場所としては、使用頻度の高いメインスペースに置く必要はないけれど、本当に必要になったときにはすぐに取り出して使える状態にあることが理想です。

そのためにも、ある程度インテリアに馴染むように工夫することが大切だと思います。インテリア性の高いグッズやユニークなアイテムなら、暮らしのなかに積極的に取り入れたいと思えますよね」(雑貨コーディネーター・オモムロニ。さん、以下同)

では、オモムロニ。さんが防災グッズを日々の暮らしに取り入れる際のポイントは?

・実用性の高いケースにまとめて入れる

(写真提供=オモムロニ。さん)

「防災グッズをいろいろと揃えると、細々としてかさばりやすいですよね。それらを散逸しないようにまとめて収納しています。その収納ケースは、常に目のつくところに出して置けるよう、気に入ったものを選ぶようにしています。
私が現在使っているのは、アウトドア用の蓋付きの大きな収納ボックスです。頑丈で持ち運びができ、椅子や踏み台としても使えるボックスに防災グッズの大半を入れて、玄関先に堂々と置いています」

・色の配分を考える

「最近では、インテリアに馴染むようにと白やグレーの防災グッズも出てきていますが、やはり非常時に認識できることは大切です。『インテリアとしての調和性』と同時に、『いざというときに目につく』必要があり、両立するためにあえて“インテリアのポイントや差し色”としてビタミンカラーのグッズや収納グッズを選んでみる、というのも面白いのではないでしょうか」

・一目で物を認識できる形状のものを選ぶ

「形もわかりやすいものがいいでしょう。非常時は気も動転しがちです。何に使うものであるかが瞬時に認識できる形がいいです」

・日常的に使用するものはデザインも大切にする

「スマートフォンの充電器などいつも携行するものは、気に入っていて見栄えも良いものの方が普段から持ち歩きたいと思えますね」

このように、『見せる収納』『隠す収納』をバランスよく工夫することなどで、防災グッズも気持ちよくインテリアとして置いておくことができると、オモムロニ。さんは言います。

どこにしまうのが正解?
防災グッズの保管場所

ひとまとめにすると、かさばる防災グッズ。どこに保管すればいいのでしょうか?

「防災グッズの置き場所は、家の間取りや、住んでいる人の使い勝手など、それこそさまざまです。『これがベスト』と言うものではなく、暮らしていく中でそのときのライフスタイルにあった場所を考えていく必要があります」

・家族みんなが把握している場所
「せっかく用意周到に準備していても、家族がどこにあるのかを把握していなければ、もしものときに使うことができません。地震が起きたときは慌てていて冷静に行動することは難しいもの。日頃から保管場所について話し合ったり、普段目につきやすい場所に、どこに何をしまっているかが分かる保管場所リストを貼っておくなど、工夫が必要です」

・定期的にメンテナンスしやすい場所
「非常食の賞味期限が切れていたり、使用期間が切れていることは防災グッズにはありがちです。定期的にメンテナンスするためには、取り出しやすくモノの交換がしやすい場所がおすすめです」

具体的な保管場所を教えていただきました。

・玄関付近

(写真提供=オモムロニ。さん)

「間取りにもよりますが、我が家では玄関横に少し広いスペースがあります。ここに、外へ避難する時のための防災リュックをアウトドア用のふた付きの大きな収納ボックスに入れて置いています。ここならば、出入りするたびにチラチラと目に入るので、“防災グッズの存在”を認識しやすいのです」

・キッチン

「食材だけは、分けてキッチンに置く人も多いのではないでしょうか。私は、吊り戸棚の上部に3年〜5年くらい保存の効くパウチの食材をストックしています。普段は手に届かないけれど、台に乗れば簡単に取り出せる位置です。毎年9月1日の防災の日に合わせて、賞味期限の確認や買い替えなどをするようにしています。パントリーがあれば、一角を防災食スペースとして設けることもできます」

・ベッドサイド

「ベッドサイドに運動靴やヘルメットを置くようにしています。サイドテーブルを置いておけば、収納場所にすることもできます。テーブルとして上にメガネや本などを置き、引き出しには非常時に使うものをしまっています」

・クローゼットや押し入れ

「防災グッズの定番の保管場所です。大きなスペースにしまっている人も多いはず。一方で、次々にほかのものを入れていく中で、防災グッズが奥に追いやられていませんか? 今一度確認してみましょう。また、クローゼットや押し入れであれば扉がありインテリアに影響がないので、こちらではとにかく目につく色柄の防災ボックスに入れるなど、あえて目立たせて日頃から忘れないようにするのもおすすめです」

インテリアとしても申し分なし!
デザイン性の高い防災グッズ5選

オモムロニ。 さんに部屋に飾っておきたい、あえて目立つ場所に置いておきたい、インテリア雑貨としても際立つ防災グッズを紹介していただきました。

1.モダンでおしゃれなこけしフォルムの懐中電灯

East Japan Project「NARUCO Kokeshi Light(鳴子こけしライト)
15,400円(税込)
「建築家の隈研吾氏が中心となり立ち上げられた東北復興支援プロジェクト『East Japan Project(EJP)』によるデザイン。この『鳴子こけしライト』は、一つひとつが、宮城県鳴子温泉のこけし職人の持つろくろ引きの技術によって作られている伝統工芸品です。頭の部分をくるっとひねるとライトが点灯します。抽象的なこけしの形がインテリアとして置くにもちょうどよく、リビングや玄関などにあえて置いておきたくなるLEDライトです」

2.ゴミ箱にも簡易トイレにも変身するアウトドア用折りたたみ椅子

SOLCION 「PATATTO350+」
6,380円(税込)
「災害時に簡易トイレとして使うことができる折りたたみの椅子。耐荷重は100kgまであるにもかかわらず、たためば厚さ4cmととてもコンパクトです。3色展開もうれしいポイント。インテリアに馴染みやすいネイビーを選べばいつでもお部屋においておけますし、オレンジは押し入れにしまっておいてもすぐに見つけることができます。災害時、座って用を足せることは精神的にも大きな安心感を与えてくれますし、高齢の方やお子さんも使いやすいと思います」

3.災害時の必需品! 水をおしゃれに保存するタンク

DOD 「ジミニータンク」
4,400円(税込)
「災害時には飲み水だけではなく、トイレや食器洗いなど、さまざまな場面で生活用水が必要になります。水はありすぎて困るものではありません。しかしながら、場所をとるため保管場所に困るモノ。アウトドア用のタンクならシックな色合いのモノも多く、インテリア性をそこないません。また、下部に蛇口がついているので、古い水を蛇口から出し、上部から新しい水を入れ替えやすい設計です」

4.必要最低限の充電に便利なスタイリッシュなバッテリー

BAREBONES 「Power Bank new 10000mAh」
10,560円(税込)
「部屋に置いてあってもスタイリッシュなバッテリー。スマートフォンなど、どうしても充電したいものを充電するのに適した容量です。キャリーハンドルがついているので持ち運びもスムーズです。また、懐中電灯もついているすぐれもの。付属のUSB-Cケーブルで充電する仕様。黒と白の2色展開があり、部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます」

5.防災グッズの入れ場所をあえて見せるインテリアに

IF「WALLシリーズ」
23,100円〜(税込)
「『もしもの備えを日常に』をコンセプトに、限られた空間の中にもスッキリと防災グッズを収納できるアイテムです。インテリにも馴染むオーク材の天板で、キッチン横のサイドテーブルとしたり、壁際においてお気に入りの置物などを飾ったりと使い方自由自在です。家族の人数に合わせて大きさを選べる2サイズ展開です」

防災グッズをインテリアの一部として据えることは、防災を身近なものにしてくれます。防災グッズを収納するケースを洗練されたデザインにしてみたり、機能性の高いアウトドアグッズを防災用にできないかと考えてみたりすると、新しい発見があるでしょう。日常の暮らしの中に溶け込む防災グッズは、フェーズフリーアイテムとして、災害時だけでなく平常時にも、役に立ってくれるはずです。

Profile

雑貨コーディネーター / オモムロニ。

日用品、家電、文具、グッズ、手みやげ、贈りものなど、あらゆる“モノ”にまつわるセレクトやコラムの執筆、商品企画などを手がける。グッドデザインかつ実用的なアイテム選びが得意。雑誌『&Premium』にて連載中。著書に『DAILY GIFT BOOK気持ちが伝わる贈りものアイデア』 (文藝春秋)がある。
Instagram

取材・文=癸生川美絵(Neem Tree)

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