サッカーの日本代表MF久保建英(19)が、スペイン1部リーグ、ビリャレアルを退団することが2日、分かった。エメリ監督が明らかにした。今季加入したばかりだが、出番を減らしていた。移籍先は同1部のヘタフェが最有力で、詰めの交渉が行われている。
久保建は2019年夏にレアル・マドリードに入団。将来の戦力として見込むクラブの方針により、スペイン国内で期限付き移籍しながら力を磨いている。昨季はマジョルカ(現2部)で活躍して強豪ビリャレアルへ飛躍したが、エメリ監督の構想から外れた。
ヘタフェは柴崎岳(現レガネス)も所属していた中堅クラブ。Rマドリードとは友好関係にあり、若手選手の期限付き移籍先として選ばれることも多い。
バルセロナの下部組織で育った久保建はJ1のFC東京などを経てスペインに挑戦した。日本代表では史上2番目に若い18歳5日でデビューし、ここまで11試合に出場。原則24歳以下で戦う今夏の東京五輪の主力としても期待されている。(共同)
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