第99回全国高校サッカー選手権3回戦、浦和駒場スタジアムで行われた昌平高(埼玉)対創成館高(長崎)は、昌平が3-0で勝利。昨年度に続いて準々決勝進出を決めた。
1回戦から3試合目となる昌平と、2回戦からの登場で全国初勝利を飾った創成館による一戦は、昌平がボールを支配して押し込む展開にとなる。MF須藤直輝(3年、鹿島内定)、MF平原隆暉(2年)、MF荒井悠汰(1年)の2列目に加えて、DF唐木晃(3年)とDF本間温土(2年)の両サイドバックもドリブルで敵陣深くまで切り込んでいく。
すると17分、人数をかけて守備ブロックを築いていた創成館に対し、右のサイドハーフの荒井がカットインから左足を一閃。キレイなカーブを描いたシュートは、創成館ゴールに吸い込まれ、昌平が先手を奪った。
創成館は立ち上がり3分に、数的優位のカウンターを仕掛けるチャンスを得るも、シュートまで結びつけることができず。主将のMF岩﨑雄永(3年)を中心にパスをつないでいくことを試みるも、昌平の攻守の切り替えが早く、前にボールを運べない展開を強いられてしまう。ゴール正面でFKを獲得したが、岩﨑の直接FKはGK西村遥己(2年)の正面を突いてしまった。
前半終盤には再びスコアが動く。39分、敵陣ですぐにボールを回収した昌平は、FW小見洋太(3年、新潟内定)が須藤にスルーパス。背番号10はGKとの1対1を落ち着いて制して、点差を2点に広げる。
さらに前半アディショナルタイムには、須藤のCKの流れからこぼれ球をMF小川優介(3年、鹿島内定)がミドルシュートで豪快にネットを揺らして、3-0。3点差で最初の40分を折り返した。
後半、ペースが落ちた昌平だが、小見が続けざまにシュートを見舞つも、GKのセーブとゴールポストに阻まれてしまう。
創成館はFW新川翔太(3年)が左足でシュートを放つも枠を捉えることができず。岩﨑をトップ下に上げて反撃に出る。
後半の40分は両チームからゴールが生まれることなく試合終了。昌平は5日の準々決勝で藤枝明誠高(静岡)vs山梨学院高(山梨)の勝者と対戦する。
(取材・文 奥山典幸)
●【特設】高校選手権2018
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