横浜市は27日、瀬谷区で行った新型コロナウイルスのワクチンの高齢者への集団接種で、誤って常温で保管されていたワクチンを119人に接種するミスがあったと発表しました。
横浜市によりますと、ミスがあったのは、27日に瀬谷区の瀬谷スポーツセンターで行われた集団接種で、前日にワクチンを解凍するため冷凍庫から冷蔵庫に移した後、何らかの理由で冷蔵庫の電源が落ちたと見られるということです。
市によりますと解凍した後のワクチンは、2度から8度の間で保管する必要がありますが、今回は、8度以上の状態が18時間ほど続いていたということです。
この日は357人が接種し、途中で、担当者が冷蔵庫の電源が入っていないことに気付きましたが、すでに119人に接種していたということです。
常温で保管されていたワクチンはさらに247人分ありましたが廃棄したということです。
市は、常温で長時間保管されたワクチンを接種した影響について「知見がないので確かなことはわからないが、影響は考えにくい」としています。
ただ、誤って接種を受けた人は十分な抗体が作られない可能性があるということで、今後、119人の抗体検査を行い、必要があれば再度、接種を行う方針です。
横浜市の担当者は「接種を受けた方に深くおわび申し上げます。今後は定期的に冷蔵庫の温度を確認し、記録するなどして再発防止を図りたい」と話していました。
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