オリックス・能見篤史投手(42)が31日、球界を席巻する阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=を絶賛した。1日からは移籍後初めての甲子園で、昨季まで16年間在籍した古巣・阪神との3連戦に臨む。貴重なリリーフ左腕として活躍しており、終盤に対決が実現する可能性は十分にある。ロッテ・鳥谷に続く功労者の聖地帰還は、大きな注目を集めそうだ。
虎党が心を躍らせる対決が実現するかもしれない。能見VS佐藤輝。甲子園凱旋を控えた能見は怪物ルーキーを「スゴい!」と大絶賛。新人離れしたパワーに、極限まで警戒を強めた。
「スゴいですよ。どう考えてもスゴいでしょう。あんだけ飛ばせるのはスゴいですよね。新人とは思わないようにしています」
昨季まで16年間在籍した阪神から、戦力外通告を受ける形でオリックスへ移籍した。タテジマではすれ違いとなったが、佐藤輝の活躍はもちろんチェックしている。28日・西武戦(メット)では1958年の巨人・長嶋以来3人目となる新人1試合3発を記録。ここまで48試合に出場し、リーグ2位の13本塁打、同2位の38打点。成績だけでなく、インパクトも規格外だ。
能見は新天地で貴重なリリーフ左腕として存在感を発揮。すでに15試合の登板で4ホールド、2セーブをマークし、ブルペンを支えている。出番は決まって試合終盤のしびれる場面。3月20日のオープン戦(京セラ)ではお預けとなった怪物との対戦も、2年ぶり関西ダービーで実現する可能性は十分にある。
「登板することがあれば。(グラウンドへ)出て行くのが逆になる。ファン感ぐらいしかないですね。そこから出て行くのは」。慣れ親しんだ甲子園のマウンドに立つことを心待ちにするが、感傷に浸るつもりはない。
パ5位のオリックスは交流戦3勝3敗、ヤクルト戦で4カードぶりに勝ち越した。ここから4つある借金を返済し、上位浮上へ勢いをつけるためにも「同じ関西として負けてはいられない」と闘志満々だ。セ首位を快走する古巣との自身初対決は、チームにとって大事な3連戦となる。
「楽しみはもちろんありますよ。抑えたいのはどこが相手でもそう。勝負事なので。全力でぶつかりにいきます。強いんでね」
聖地登板となれば、梅野、大山、岩貞らが涙を流した昨年11月11日・DeNA戦以来となる。能見は全力投球を約束。かつての仲間はもちろん、佐藤輝も容赦なく斬る。
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