[HPE]
新たなデータサービスプラットフォームにより、エッジからクラウドにわたるデータの爆発的な増加への対応や、データ駆動型DXの促進を支援
要約:
●HPEは主要事業の1つである数十億ドル規模のストレージ事業をソフトウェアで定義されるクラウドネイティブなデータサービス事業に転換し、お客様のデータ駆動型のサービスプラットフォームへの変革を推進
●新たなデータサービスプラットフォームはHPE GreenLakeによる従量課金制が可能
●お客様はデータ管理とインフラストラクチャ管理がカバーされたクラウド的運用モデルへの移行が可能
●データ駆動型サービスプラットフォーム実現のため、新製品Data Services Cloud Console、Cloud Data Services、そしてHPE Alletra(アレットラ)を発表
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード株式会社 本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:望月 弘一)は、Unified DataOpsビジョンを具現化するためのデータ駆動型のサービスプラットフォームとして、Data Services Cloud Console、Cloud Data Services、そして新ストレージブランドHPE Alletra(アレットラ)を発表しました。
HPEはストレージ事業をクラウドネイティブでソフトウェア定義のデータサービス事業へ転換しています。Unified DataOpsは、クラウド的な運用モデルをデータが存在するあらゆる場所に適用し、データ中心の運用一元化を可能にすることで新たなデータエクスペリエンスを提供する、というHPEのビジョンです。本日の発表は、HPEのedge-to-cloud platform as-a-serviceカンパニーの実現に向けた重要なマイルストーンであり、データ駆動型のサービスプラットフォームを構成する3つの新製品によるイノベーションにより、エッジからクラウドまでのデータ運用の簡素化を実現します。
Data Services Cloud Console:クラウド運用の俊敏性と一元化されたデータ運用をas-a-serviceとして提供するクラウドコンソール
Cloud Data Services:広範で大規模なインフラ管理を根本的に簡素化し、自動化するソフトウェアサブスクリプションサービススイート(Data Services Cloud Console上で提供)
HPE Alletra(アレットラ):エッジからクラウドにわたるデータの処理や運用一元化の強化を実現する、データインフラの新しいポートフォリオ
HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリ(Antonio Neri)は次のように述べています。
「企業は複雑に絡み合う、断片化されたハードウェア、ソフトウェア、属人化されたプロセスが原因で、常に変化する市場での競争や革新が困難になっています。HPEは当初から、エッジからクラウドまで統合された一貫性のあるクラウドエクスペリエンスをHPE GreenLakeを通じて提供する必要があると認識していました。本日の発表は、この戦略に基づいたもので、お客様がサイロを打破し、一元化されたデータ運用により、データがどこにあっても活用できるようにします。インサイトの時代に突入した今、HPEは、分散したデータを応用してAIへの取り組みを促進し、新しいカスタマーエクスペリエンスを提供し、DXを推進しようとする組織に理想的なプラットフォームを提供しています。」
Unified DataOps: データ駆動型イノベーションを加速するためのビジョン
今日の組織は、複雑さに悩まされています。HPEが調査会社ESG社に委託したIT意思決定者を対象としたデータ管理に関する調査によると、IT意思決定者の93%がストレージとデータ管理の複雑さがDX促進の妨げになっていると考えており、調査対象の組織の67%がハイブリッドクラウドにおけるデータの可視性が断片的であることがビジネスリスクにつながっているとしています。
HPEはUnified DataOpsをビジョンに、新たなデータエクスペリエンスの提供を目指しています。新たなデータエクスペリエンスは、データ管理やインフラのサイロや複雑性を排除するデータ中心のポリシー、クラウドネイティブなコントロール、AIによるインサイトの統合により提供します。これにより、エッジからクラウドまでの運用の俊敏性向上、ビジネスリスクの最小化、データ駆動型のイノベーション加速が実現されることを目指しています。
HPE Storage担当SVP兼GMのトム・ブラック(Tom Black)は次のように述べています。
「HPEは、お客様のオンプレミス環境に完全なクラウド運用モデルをもたらすことで、ストレージのゲームチェンジに取り組んでいます。データが存在する場所にクラウド運用モデルをもたらすことが、お客様によるDXの加速、データ管理の合理化、かつてないスピードでのイノベーションを促進すると確信しています。」
IDCのエンタープライズインフラストラクチャ、クラウド、デベロッパー、アライアンス部門のシニアバイスプレジデントであるマット・イーストウッド(Matt Eastwood)氏は次のように述べています。
「組織のデータは増え続け、氾濫しており、データを管理することは難しくなっています。HPEのUnified DataOpsのビジョンと戦略は、この急増する問題を解決するための独自のアプローチであり、期待が持てます。業界のリーダーであるHPEは、どこに存在する情報であっても、データを活用してビジネスを変革する方法の答えを市場に提供しています。」
クラウドエクスペリエンスの提供とデータ管理の合理化
Unified DataOpsのビジョンを具現化したデータ駆動型のサービスプラットフォームを構成する、Data Services Cloud Console、Cloud Data Services、HPE Alletraによって、俊敏性とデータ管理の合理化をクラウド的な運用で実現します。
Data Services Cloud Console
Data Services Cloud Console は、クラウド運用と統合データ運用をas-a-serviceとして提供可能なクラウドコンソールです。クラウドデータサービスの幅広いコレクションを提供するように設計されており、Aruba Central (https://www.arubanetworks.com/ja/products/network-management-operations/central/ )を支える、実績ある安全なクラウドネイティブ技術をベースにしています。これは、世界中に配置された何万人ものお客様の管理下にある数百万台のデバイスにサービスを提供するエンジンです。Aruba Centralは、HPEが提供するアプリケーション、パートナーが提供するデータサービス、カスタムメイドのデータサービスの自動化のための統一されたAPIを提供し、開発者がコードとしてインフラストラクチャとデータにアクセスできるようにします。
Cloud Data Services
HPEは、Data Services Cloud Consoleを通じて、どこからでも、あらゆるデバイスからデータインフラストラクチャのグローバルな管理を可能にします。Data Ops Managerと、AI主導のアプリケーション中心でデータ駆動型インフラストラクチャの配備にパラダイムシフトをもたらすインテントベースのプロビジョニング(*)で推測を排除し、セルフサービス、オンデマンドのプロビジョニングがサービスレベル目標(SLO)の最適化を実現します。
* インテントベースのプロビジョニング:インテントは意図あるいは目的と訳されますが、用途や目的に応じて領域を配備する際の条件をソフトウェアで定義してプロビジョニングを自動化することができます。
HPE Alletra
HPE AlletraはData Services Cloud Consoleによってネイティブに管理され、クラウドの運用エクスペリエンスを提供します。HPE Alletraは、ミッションクリティカルなワークロード向けに最適化された「HPE Alletra 9000」と、汎用ワークロードおよびHCI向けの「HPE Alletra 6000」という2種類のAll NVMe製品で構成され、妥協することなくあらゆるアプリケーションを実行できるアーキテクチャの柔軟性を提供します。
提供開始時期と価格
Data Services Cloud Console、Cloud Data Services、HPE Alletraは、HPEから直接またはチャネルパートナーを通じて提供を開始します。
製品名 最小構成価格(税抜)/販売開始日
HPE Alletra 6000シリーズ 2,420万円~ /2021年5月27日
HPE Alletra 9000シリーズ 5,124万円~ /2021年5月27日
※上記最小構成価格にはData Services Cloud Consoleおよび Cloud Data Servicesの利用料金が含まれます。
Data Services Cloud Console、Cloud Data Servicesに関する詳細:
www.hpe.com/jp/dscc
HPE Alletraに関する詳細:
www.hpe.com/jp/alletra
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、edge-to-cloud platform as-a-serviceを提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。
■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html
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【お客様からのお問い合わせ先】
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186 または03-5749-8279
ホームページ: http://www.hpe.com/jp/
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企業プレスリリース詳細へ (2021/05/27-11:16)
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