iOS 15が21日に配信開始されましたが、24日にはiPhone 13シリーズが発売されます。その購入者の内かなりの部分は、旧iPhoneから乗り換えて、これまでのアプリやデータ、設定を転送したいユーザーに占められているはず。
iOS 15では、そうした機種変更時のデータ転送に限り、一時的に必要なだけのiCloudストレージが最大3週間、無料で提供されます。
iCloudにサインアップすると自動的に5GBの無料ストレージが使えますが、近年のiPhoneは内蔵ストレージが256GBや512GBなどに巨大化する傾向にあり、データ移行にとっては全く十分とは言えません。そのためiCloudの大容量プランを契約していない人は、従来はMacやPCにバックアップを取っておいて復元するか、ないしはデバイス間でデータを転送する他ありませんでしたが、どちらも手間と時間がかかる作業です。
しかしiOS 15では「新しいデバイスを購入」した場合には、データ移行に必要な分のストレージを一時的に提供されるようになりました。アップル公式サイトでは「ストレージの容量が足りなくても、iCloudは一時的なバックアップを完了するために必要なストレージの容量を最大3週間、無料で提供」すると述べられています。
日本ユーザーであれば、iCloudのストレージ容量毎の月額料金は50GBで130円、200GBで400円、2TBで1300円かかります。たとえばiPhone 12 Proのストレージは最大512GBであり、データ移行には2TBが欲しいところですが、3週間以内に作業を済ませれば1300円が浮くほか「iCloudを大容量プランに変更して、その後に戻す」といった手続きも省けるわけです。
iPhoneをiCloudにバックアップする方法は、以下の通りとなります。
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デバイスをWi-Fiネットワークに接続する
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「設定」>「ユーザー名」の順に選び、「iCloud」をタップする
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「iCloudバックアップ」をタップする
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「今すぐバックアップを作成」をタップする
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バックアップが終わるまで、Wi-Fiネットワークに接続しておく
そしてiPhone 13シリーズがお手元に届けば、同じApple IDでサインインしてiCloudから復元するだけ。新iPhoneが届く日にちが確定してからバックアップを取っておくと、無料期間をムダなく活用してスムーズにデータの移行ができそうです。
Source:Apple
からの記事と詳細 ( iPhone 13に機種変でのデータ移行は「iCloudストレージ、3週間だけ無料使い放題」を活用しよう - Engadget 日本版 )
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