地下鉄やバスを運営する名古屋市交通局は7月から、持ち主が特定できない忘れ物の傘の保管期間を3カ月から1カ月に短縮する。梅雨の時期に忘れ物の傘が急増し、市内に1カ所しかない保管スペースが逼迫しているため、保管する量を減らすことで受け取りにきた人へのスムーズな引き渡しにつなげる。
忘れ物の傘で1カ所しかない保管スペースは逼迫している
市交通局によると2019年度の忘れ物は約19万件。取扱件数は年々増加しており、5年で約2割増えた。最も多いのが傘で、全体の2割以上を占める。だが返却率は23%にとどまる。
今後、バス車内や駅構内にポスターを設置して周知をはかる。担当者は「これを機に改めて忘れ物をしないように注意してほしいが、もしも忘れた場合は早めに受け取りに来てもらいたい」と話す。
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June 26, 2020 at 01:00PM
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忘れ物の傘急増、保管3カ月→1カ月に 名古屋市地下鉄・バス - 日本経済新聞
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