楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手が20日、今季初実戦となる日本ハムとの練習試合(金武)に先発。2666日ぶりとなる日本のマウンドで、立ち上がりに3ランを被弾した。
田中将大2021.02.20
2666日ぶり国内マウンドは初回に4連打浴びるも2回は好投、最速148キロ
楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手が20日、今季初実戦となる日本ハムとの練習試合(金武)に先発。2666日ぶりとなる日本のマウンドで、立ち上がりに3ランを被弾した。2回は一転して3者凡退に抑え、2イニングを4安打3失点。計39球で最速は148キロだった。
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対峙したのは、主力が並ぶ日本ハム打線。先頭の松本剛をカウント2-2から外角の変化球で見逃し三振に。続く中島には中前打を許し、西川には初球を右前に運ばれて1死一、二塁。そして迎えた昨季の打点王・中田に左中間越えの3ランを被弾した。さらに5番・大田にも左前打を浴びて4連打となったが、その後は野村をキャッチャーフライ、今川を三ゴロに抑えた。
立ち上がりこそ不安定だったが、下位打線から始まった2回は一転して好投。先頭の清水を空振り三振に仕留めると、続く石井も三ゴロ、最後は松本剛を中飛に打ち取った。
結果にはこだわらず、「原点能力」と「投球フォームのバランス」をテーマに掲げて臨んだマウンド。「投げないでおこうとか、隠そうとかはない。真っすぐを1番の基本に、変化球もそれなりに投げていきたい」と宣言していた通り、スプリットやカットボールなど多彩な変化球と内外角の投げ分けを見せた。
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