【2月5日 AFP】米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は4日、傘下のヤンセン・バイオテック(Janssen Biotech)が開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請したと発表した。
同社のワクチンは、特別な冷凍庫ではなく冷蔵庫での保管が可能で、1回の接種で済む大きな利点があり、非常に期待されている。
承認には数週間かかる可能性があるが、承認されれば米ファイザー(Pfizer)と独ビオンテック(BioNTech)、米モデルナ(Moderna)に次いで、米国では3例目となる。
J&Jは先週末、8か国の約4万4000人を対象に実施した臨床試験(治験)の結果を発表。ワクチンの有効性は全体で66%で、重症化を予防する効果は85%だった。
しかし、効果について懸念される結果も出ており、有効性は米国では72%だったが、変異株が流行している南アフリカでは57%だった。(c)AFP
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