Monday, February 1, 2021

「サウサンプトンは違う若手を狙っていたが…」南野拓実の駆け込み移籍の“舞台裏”を英敏腕記者が明かす - サッカーダイジェストWeb

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「サウサンプトンは移籍市場の期限ギリギリになってリバプールのタクミ・ミナミノをレンタルで獲得するための書類をプレミアリーグに提出した。彼らはこの26歳を買い取るためにデッドラインの数時間前に動き、リバプールと同意した。

 当初、サウサンプトンは違う若手選手獲得を狙っていた。アーセナルのエインスリー・メイトランド=ナイルズだ。だが、彼との交渉が決裂してウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに移籍することが決まり、ミナミノへ目を向けた」

 サウサンプトンはミケル・アルテタの率いるアーセナルで出場機会に恵まれていなかったメイトランド=ナイルズもレンタルで獲得を狙ったものの、交渉が暗礁に乗り上げたために、かねてからスカウティングをしていたと思われる南野に白羽の矢を立てたようだ。

 南野はおそらくチャンスに恵まれるだろう。現在のサウサンプトンは、かつて自身が所属したザルツブルクと同じレッドブルグループが所有するRBライプツィヒを率いていた経験を持つ「オーストリアのクロップ」と称されるラルフ・ハーゼンヒュットル監督が指揮しており、ハイライン&ハイプレスのエネルギッシュなサッカーを志向している。

 リバプールでは本領を発揮できなかった南野。かつて吉田麻也や李忠成が在籍した日本でも馴染みのあるクラブで、再び輝きを取り戻せるかに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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