黄金ルーキーの一打で虎が“快幕”だ! プロ野球が26日、セ、パ両リーグの計6試合で開幕を迎え、阪神は神宮でヤクルトに4-3で勝利した。注目のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=は「6番・右翼」で出場し、二回に先制犠飛を放った。新人が開幕戦の1打席目に打点を挙げるのは球団史上初。新たな歴史を刻み、勝利とともに、大きな一歩を踏み出した。
劇的な開幕星は、この男から始まった。佐藤輝明-。敵地・神宮に割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こる。ゆっくりと歩みを進め、たどり着いたプロ初打席。伝説がついに幕を開けた。佐藤輝のバットが、2021年虎の初得点を刻んだ。
「初戦ですし、気持ちも高ぶっていて。結果は出なかったですが、なんとか先制点をとれたので、それはよかったかなと思います」
納得のいく一打ではなかった。それでも記念すべき初打席は、確実に虎の勝利につながった。二回無死一、三塁の先制機。燕のエース・小川の2球目、143キロをフルスイング! バットは空を切ったが、どよめきとともに球場のボルテージは最高潮に高まる。そしてフルカウントから6球目。143キロをたたくと白球は弾丸ライナーで左翼へ。飛距離は十分。期待に応える左犠飛で、神宮が大歓声に包まれた。
球団のルーキーが開幕戦で打点を挙げるのは2019年の近本光司以来だが、開幕戦&プロ初打席で、となると球団史上初の快挙だ。またも歴史に名を刻んだ佐藤輝はベンチに戻ってナインと笑顔で肘タッチ。その裏、右翼守備に向かうと、虎党から再び大きな拍手で祝福。帽子をとってペコリと頭を下げた。
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