Wednesday, April 7, 2021

常温保管の粉末ワクチン、日本で開発 - 朝鮮日報

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 日本企業が液状の新型コロナワクチンを急速凍結・乾燥させ、粉末状態にする装置を開発した。この装置を使用すれば、新型コロナワクチンを一般貨物同様、常温で簡単に保管・輸送できるようになる上、ワクチンの「かさ」や重さも大幅に減り、流通・普及がはるかにスムーズになる見通しだ、と産経新聞が7日、報道した。この装置は来年夏ごろ実用化される見通しだ。

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 同紙の報道によると、大阪市にある「モリモト医薬」はこのほど、液体状態の新型コロナワクチンを噴霧して、これを一時的に凍結させた後、粉末に乾燥させる装置を開発したとのことだ。生産された粉末ワクチンは常温で流通し、使用する時は主に生理食塩水に溶かせばいいという。

 モリモト医薬は、この装置が粉末ワクチンの生産能力を従来のシステムより約10倍高め、年間数億回投与分の生産が可能だと明らかにした。ワクチンを粉末にする技術は既に存在するが、保管と流通が厳しい新型コロナワクチンに対し、より改良された技術を適用するというものだ。現在、世界中で接種されている新型コロナワクチンは低温管理が必須のため、保管・流通が大きな課題となっている。同社はホームページで、自社開発した装置の特徴に「粉末にしたワクチンが再び液体状態に変わった後も有効性は落ちない」としている。モリモト医薬では、国内外の複数のワクチン関連企業とこの装置の速やかな実用化案を協議していると明らかにした。

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