6回の攻撃でバント安打で出塁、8点目のホームを踏んだ
■エンゼルス 9ー4 レンジャーズ(日本時間27日・テキサス)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地のレンジャーズ戦で「2番・投手」で先発。投手では5回を75球3安打9奪三振3四死球4失点。1回に4点を失ったが2回以降立ち直った。打者としても3打数2安打2打点3得点の活躍。6回の打席ではバント安打を決め、実況席からは驚きの声が上がった。
先頭打者で登場した6回の第4打席、大谷は左腕ヤン・ヒョンジョンの初球にセーフティバントを敢行。小飛球は投手と三塁手の間に落ちてバント安打で出塁し、ウォルシュの適時打で8点目のホームを踏んだ。
ここまで7本塁打。試合前までア・リーグ本塁打トップに並んでいた大谷のバント安打に、地元テレビ局「バリースポーツ・ウエスト」の実況マット・バスガーシアン氏と、エンゼルスOBの解説者マーク・グビザ氏も驚きを禁じ得なかったようだ。
バスガーシアン氏が「オオタニが三塁線へバントです! その通り! 彼はバント安打もできるのです!」と語ると、グビザ氏は「試合前にボー・ジャクソンの話をしましたね。ボーは何でもできることを知っています。ショウヘイ・オオタニはバントで安打も打てるのです! 冗談ですよね?」と応じた。
続くトラウトの打席で塁上の大谷が映し出されると、グビザ氏は「いまだに彼がバントで安打を放ったことにショックを受けています。インクレディブルですね」と続けた。“小技”も披露した二刀流右腕の引き出しの多さに改めて感銘を受けたようだ。
(Full-Count編集部)
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