米食品医薬品局(FDA)は19日、米ファイザーと独ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、希釈前であれば冷蔵庫で1カ月間保管することを認めたと発表した。冷凍庫から冷蔵庫に移した後の保管期限は従来、最大で5日間としていた。冷蔵庫での保管期間が延びれば、地域の診療所などでも扱いやすくなるという。
セ氏2~8度の冷蔵庫で最大1カ月保管できるようになる。ファイザーは解凍状態の希釈前のワクチンについて、冷蔵庫の温度帯でも最大1カ月間安定していると示すデータをFDAに追加で提出し、承認を受けた。
ファイザーとビオンテックのワクチンは「メッセンジャーRNA(mRNA)」と呼ぶ技術を使っており、厳格な温度管理が必要となる。冷凍時はセ氏マイナス70度程度の超低温冷凍が求められ、対応した冷凍庫を用意しなければならない。
欧州医薬品庁(EMA)はすでに、両社のワクチンについて、セ氏2~8度で31日間保管できると認めている。
からの記事と詳細 ( ファイザー製ワクチン、1カ月冷蔵保管認める 米FDA - 日本経済新聞 )
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