Monday, May 10, 2021

【茨城新聞】境一家殺傷 ナイフなど頻繁に購入 容疑の男 ネット利用、自室で保管 - 茨城新聞

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2021年5月10日(月)

境一家殺傷 ナイフなど頻繁に購入 容疑の男 ネット利用、自室で保管

送検のため境署を出る岡庭由征容疑者=9日午前8時52分、境町長井戸、吉田雅宏撮影
送検のため境署を出る岡庭由征容疑者=9日午前8時52分、境町長井戸、吉田雅宏撮影

茨城県境町若林の住宅で2019年9月、会社員の小林光則さん=当時(48)=と妻でパート従業員の美和さん=当時(50)=が刺殺され、子ども2人が重軽傷を負った事件で、殺人容疑で逮捕された埼玉県三郷市鷹野4丁目、無職、岡庭由征容疑者(26)が、インターネットを通じてナイフなどの危険物を頻繁に買い求めていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。県警は殺害に使われた凶器との関連を調べている。岡庭容疑者が事件以前、現場近くを下見に訪れていたことも判明した。

県警は同日、小林さん夫婦を殺害した疑いで岡庭容疑者を水戸地検に送致した。午前8時50分ごろ、境署を出た岡庭容疑者は、終始うつむきながら移送車まで歩いた。白いマスクを着け、以前よりも痩せた様子で、髪も短くなっていた。報道陣に一瞬、視線を向けた後、移送車に乗り込んだ。

県警によると、光則さんは胸、美和さんは首を刺されるなどして失血死した。凶器は現場から見つからなかったが、県警は包丁のようなものとみて捜査を進めていた。

県警は昨年11月以降、岡庭容疑者の家宅捜索を実施し、刃物や化学薬品、衣類、スマートフォン、スポーツタイプの自転車などを押収した。捜査関係者によると、岡庭容疑者はネットの通信販売を度々利用し、このうち刃物については多くを自室に保管していた。通常より大きいタイプの催涙スプレーも購入していた。

岡庭容疑者の自宅近くの住民などによると、岡庭容疑者はおとなしい性格で、目立たない存在だったという。自宅には宅配物が週1回以上届き、ほとんどは家族が受け取っていたものの、まれに岡庭容疑者自身が受け取ることもあった。

岡庭容疑者宅に出入りする機会があった60代男性によると、訪れた際に目にした岡庭容疑者はTシャツにスエット姿で、引きこもりがちな印象を受けたといい、「基本的にはしゃべらなかった」と複雑な表情で語った。

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