フェンシング男子フルーレで2008年北京五輪個人銀、12年ロンドン団体銀メダルを獲得し、国際フェンシング連盟副会長を務める太田雄貴氏が31日、自身のツイッターを更新した。
東京五輪のフェンシング男子エペ団体戦で世界ランク8位の日本(山田優、加納虹輝、宇山賢、見延和靖)が、同種目で初めて金メダルを獲得したことに「昨日の男子エペ団体の金メダルは疑いようもない快挙でした。苦しんだ一回戦、大接戦の二回戦。今回のポイントはこの2試合。特に、一回戦のアメリカ戦に尽きると思う。個人でも団体でも初戦の入りは本当に難しい。先のことを考えて足元掬われる事も良くある。一試合一試合と思ってもよく起こる」と振り返った。
さらに「オリンピックのような特殊な試合下だと技術よりもメンタルが本当に重要。チームとしての流れ、雰囲気を作れるかも大切。昨日の彼らは準決勝以降はそれが完璧に出来ていた。見ていて負ける気がしなかった。それがまだ出来ていなかった一回戦では噛み合っていないところも所々見受けられた」とつづり「相手に傾いた流れを、引き戻しのたのは彼らに実力がある証拠だ。メンバーが3人でなく4人全員が揃っている日本。流れが来ると全員で一気に引き寄せ勝利した。個人的には、今日は夜まで会場を離れることはないと勝手に妄想していた。
フランスとの一本勝負45―44を取り切ったのも大きかった」とツイートした。
続けて「接戦を物にすると個人もチームもそのあと完全にノる。出来るイメージしか湧かなくなる。それが見ていても伝わってくる試合だった。そして、1.2回戦で負けていれば、殆ど人に競技を見て頂くことも感動を届ける事も出来なかったと思うとゾっとする。勝負に絶対はない。ほんの少しの差だった」と振り返り「接戦での勝負強さは、日常の取り組みの中でしか作られない。彼らが必死に積み上げてきた事の賜物だ。凄い事だ。今日から金メダリストとしての人生が始まる。公人中の公人だ。人生が変わる。日本フェンシング界の新しい誕生日。お誕生日おめでとう。8日目の朝の報告でした」とツイートしていた。
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