東京五輪は27日、柔道男子81キロ級が行われ、永瀬貴規(27)(旭化成)は決勝で、2018年の世界選手権を制したサエイド・モレイ(モンゴル)を延長の末に技ありを奪って破り、優勝。五輪2度目の出場で初の金メダルを獲得した。前回リオデジャネイロ大会は「銅」で表彰台は2大会連続。柔道の男子日本勢は4階級全てで頂点に立った。
永瀬は初戦の2回戦では延長で、相手のトルコ選手に3度目の指導が与えられて一本勝ち。3回戦はイタリア選手に足車で一本勝ちした。準々決勝ではドイツ選手相手に小外掛けで技ありを奪い優勢勝ち。準決勝は、現世界王者のマティアス・カス(ベルギー)と延長にもつれ込み、背負い投げで技ありを奪った。
永瀬は、世界選手権は15年大会で優勝している。
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