宿敵米国を2ー0で破り、悲願の金メダルを手にしたソフトボール女子が会見を行った。
08年の北京五輪以来、13年ぶりに連覇を達成したエースの上野由岐子は「(今回の優勝で)また一段とソフトボールがメディアに注目してもらえる」とよろこんだ。北京五輪に比べ、今大会は「単純に省エネピッチングです。あの時は投げるのに必死だったが、今はみんなに助けてもらいながら、自分のやれることを全うしている」。
ソフトボールは24年のパリ五輪では、競技から外れている。16年に就任し、上野と二人三脚で歩んできた宇津木麗華監督は、「ソフトボールの大きな大会が無くなるが、もう一度金メダルをとれる選手を作っていきたい」と今後を見据えた。
最後にソフトボール人生を振り返った上野は「投げていく中で新しい感覚が芽生えることが私の向上心。ソフトボールという競技は、年齢や体の大きさ関係なく誰でも楽しめるので」とほほえんだ。
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