Saturday, September 2, 2023

富士フイルムとIBM 世界最大の記録容量50TB(非圧縮時)を実現した ... - Fujifilm

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富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)とIBM Corporation(本社:米国ニューヨーク州、会長兼CEO:アービンド・クリシュナ)は、世界最大の記録容量※1となる50TB(非圧縮時)のテープ・ストレージ・システム(以下、本システム)を開発しました。本システムは、「微粒子ハイブリッド磁性体」を採用した富士フイルム開発の磁気テープ「IBM 3592 JFテープ・カートリッジ」と、IBMの最新世代の「TS1170ドライブ」を組み合わせたエンタープライズ向けのテープ・ストレージ・システムで、IBMよりこのほど発売されました。

IoT・DXの進展やAIを用いたビッグデータ解析の普及などにより、世の中のデータ量は爆発的に増加しています。磁気テープは、大容量データを安心、安全、安価に省スペースで保管できるほか、データの保管時に通電を必要としないストレージ・メディアで、増加するデータのアーカイブやバックアップ用途に広く使われています。

エンタープライズ向けテープ・ストレージ・システムは、その堅牢性から官公庁で各種データのバックアップ用途で使用されているほか、研究機関やIT企業で、膨大なデータを活用してシミュレーションを行うハイパフォーマンス・コンピューティング用途やクラウド・サービス用途などに用いられており、今後もさらに導入が拡大すると予想されています。

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