Tuesday, March 17, 2020

「弘前城築城当初」のしゃちほこ保管 by 陸奥新報 - 陸奥新報

 「弘前城のしゃちほこと、『下乗橋』と刻まれた親柱の一部。手元にあるのは不思議だが、きっと引き合わせてくれたのだろう。できれば後世に残したい」―。東京・末広町でちゃんこ屋「一の谷」を営む木田三成さん(75)=大鰐町出身=。16歳で角界に飛び込み、28歳で引退した元力士は趣味で古い民具や彫刻、十手や岡っ引きの七つ道具などを収集し、店内に数百点を置いている。
 中でも目を引くのが立派なしゃちほこ。尾が頭部まで反り返った勇壮な姿で、店の一番奥のたんすの上に鎮座している。
 木田さんは「40年ほど前に弘前の商人から、築城当初のものと聞き譲り受けた。相当傷んでいたが、四国の職人に頼んで修復してもらった」と話す。
 客だけでなく、城好きの人が聞きつけて店を訪れ、見学していくこともあるという。
 一方、親柱の一部は、下乗橋を修理したという大工が保管していたものを、人を介して入手した。ベンガラのはがれ具合などから100年以上前のものと考えている。
 力士時代、巡業で全国各地を回り、城をはじめ古いものを見て歩いた。部屋の支援者に古美術などを扱う人がいると、店や家を訪ねて目を養った。
 「しゃちほこは特に貴重だが、店に来た人には自由に見てもらっている」と木田さん。「二つが並んでいるのを眺め、小さい頃に見た桜とお城と橋の光景を思い浮かべている」とほほ笑んだ。
【写真説明】「貴重なしゃちほこ。後世に残ってほしい」と話す木田さん

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March 18, 2020 at 06:55AM
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