東京電力福島第一原発事故で発生した放射性物質を含む「指定廃棄物」の処分問題で、環境省は十九日、那須塩原や那須など六市町の農家が一時保管する指定廃棄物の放射能濃度の再測定結果を発表した。原発事故直後から二〇一三年までの測定時は一キログラム当たり八〇〇〇〜三五万ベクレルだったが、再測定の結果は保管量全体の約八割が指定の基準となる八〇〇〇ベクレルを下回った。
百二十三の農家が百四十六カ所で保管する牧草や稲わらなどの指定廃棄物計二千九百九十三トンを、昨年七月から十一月に測定した。
結果は、六十カ所計五百七十六トン(19・3%)は八〇〇〇ベクレルを超えたままで、最大は一五万ベクレルだった。一方で、八十六カ所計二千四百十六トン(80・7%)は八〇〇〇ベクレルを下回った。
環境省の担当者は「自然減衰に加え、保管作業や保管場所の改善などで濃度が均一化されたのも要因の一つではないか」と説明した。
農家の負担軽減策として、指定廃棄物を各市町ごとに暫定的に集約することが決まっている。
結果を受け、環境省は集約に向けて市町と協議を進める。八〇〇〇ベクレルを下回った指定廃棄物の指定解除について、同省の担当者は「解除の制度は用意しているが、市町の意見を聞きたい」としている。 (小川直人)
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March 20, 2020 at 05:53AM
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指定廃棄物の農家保管分 8割が基準8000ベクレル以下:栃木(TOKYO Web) - 東京新聞
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