Wednesday, March 18, 2020

“保管のプロ”はワインをどのように保管・熟成しているのか?(GetNavi web) - Yahoo!ニュース

お祝いや旅先の思い出に、ちょっと奮発して買った大事なワインを、どう保管すればいいのでしょうか? ボジョレー・ヌーボーなどフレッシュな新酒のような例外もありますが、5~10年、それ以上と、じっくり熟成されたワインを味わうのはワイン愛飲家にとって格別の楽しみでしょう。

“若い”うちはまだ酸味や渋味が強いものの、長期熟成によって味わいはまろやかになり、香りはふくよかでさまざまなニュアンスを含んで、“ブーケ”と呼ばれる特有の香りが引き立つように。“ドライフルーツ”や“なめし皮”といった独特の表現が用いられる、複雑な香りに変化していくのです。

ただし、保管する環境には、一定の条件が必要です。

ワインが美味しく熟成する条件

・温度:13℃~15℃の低温で温度変化が少ないこと
・湿度:60%~80%程度
・日光:紫外線によってワインは劣化するため、暗所であること
・振動:ボトル内の空気がワインと触れると過度な酸化が促進されるため、振動が少ないこと

ワインを熟成させるためには、冷蔵庫に放り込んでおくだけ、はたまた常温で安置しておくなんて、もってのほかというわけです。最近は、ワインを飲む・買うだけでなく、こうした“保管する”ことにも目を向ける人が増えています。家庭用ワインセラーのラインナップが充実してきているほか、建設途中で使われなくなった鉄道のトンネルを改造したセラーが話題になるなど、選択肢も多様。なかでも、もっとも安心で確実な選択肢が、保管のプロに“預ける”という方法ではないでしょうか。

東京・品川区の天王洲で倉庫業を母体としながら、その枠を超えたビジネスを幅広く展開する寺田倉庫でも、ワインに特化した保管・管理を行っています。大事なワインを箱単位で預かるサービスはほかにも存在しますが、寺田倉庫のワイン保管サービスは、プライベートラウンジを併設していたり、箱から出して1本1本撮影し、最適な環境で預かってくれたりと、目的によって多様な利用方法があることが特徴。

今回、普段はサービスの利用者とスタッフ以外は立ち入ることができないセラールームへ、特別に足を踏み入れました。寺田倉庫が提供する、一歩先行くワイン保管サービスとは?

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